やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の魅力と評価

少し前に3期が放送された『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』について。
一番好きなアニメは俺ガイルだ!という私が、評価やあらすじ。その魅力について語っていこうと思います。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。とは?

まずは、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている(通称・俺ガイル 以下俺ガイル)の詳細についてお話します。
俺ガイルは、渡航(わたりわたる)によるライトノベルで、イラストはぽんかん⑧が担当しております。
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2011年3月から2019年11月にかけ、全17巻(本編14巻 外伝3巻)がガガガ文庫より刊行されました。
略称は『はまち』通称は『俺ガイル』です。
2013年4月~6月にかけTBSほかで第一期が、2015年4月~6月にかけ第二期・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続が、2020年7月~9月にかけ第三期・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完が放送されました。
他には、PSVitaで、『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。』と『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続』が発売されたりなど、多方面での活躍が見られました。

俺ガイルのあらすじ

俺ガイルは、友達を作ろうともせず、いつも一人ぼっちなひねくれた高校生比企谷八幡(ひきがやはちまん)が、教師である平塚静(ひらつかしずか)によって『奉仕部』という部活に強制的に入部させられてからの高校生活を描いたラブコメ作品です。

俺ガイルの評価

ではここからは、私からの俺ガイルへの評価について語っていきたいと思います。
ここからはネタバレなども含んでいるので、それを承知の上で御覧ください。

まず第一に、私が俺ガイルに初めて触れたのは、小学校の頃の話でした。
その頃の私には、比企谷八幡の性格や行動、雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)の正義感と不器用さ、由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)の思念などが全くと言っていいほど理解できませんでした。

何故、比企谷は孤独なのか。何故、そんな自分を変えようと思わないのか。何故、雪ノ下はそこまで毒舌であるのか。
そのような疑問が日々絶えませんでした。

しかし、ここで「つまらないから読むのをやめよう」と言った考えには至らず。明確な理由などはありませんが、新刊が出たら買う。というある一種の義務感を覚えるまで、私は俺ガイルにハマってしまいました。

そう、ここが俺ガイルの不思議なところ。
俺ガイルは、好きな人と好きではない人の差がかなりハッキリと分かれる作品なのです。
後々の話にはなりますが、私は俺ガイルに病気と言われたことがあるほどにハマります。しかし、私のオタク仲間の数人や世の中には「かなり嫌いだ」と言う評価をする人が居ます。

そんなこんなで、私は年齢を重ねるにつれ、俺ガイルについての理解が更に更に深まり、中学校の頃には友達に「異常」と称されるほどにハマっていました。
そんな私から見て、始まりから終わりまでの比企谷の考え方や心情の動き、雪ノ下の強さ、由比ヶ浜の気持ちなどが様々な人物との出会いや触れ合いによって変化している事がわかりました。
※個人についてのお話は、後々別に語らせていただきます。

俺ガイルには主人公格である奉仕部の比企谷と雪ノ下と由比ヶ浜以外にも様々な人物が登場します。
中には、比企谷から見たそれぞれのキャラの心情などもよく見られます。
もちろん、比企谷が予想したといえる他人の心情です。それが確かなものという保証はこれと言ってありません。
しかし、比企谷の特出した観察眼から発されるその言葉には、かなりの納得感があります。

このように、俺ガイルは比企谷やその周りの人物の心の揺れ動きがよく見られる作品です。
特に、後半になってくると主要キャラである雪ノ下や由比ヶ浜の心情もよく見られるようになります。

おそらく先程言ったとおり、俺ガイルの読者の評価は好き嫌いがかなり分かれるといったのは、このような作風だからであると思います。
昨今のラノベでは、異世界系などの言うならば『派手』であるものや特出した特徴を持っている作品が人気になっている傾向が見られます。
そのような作品が好きな人から見たら、俺ガイルは地味なのではと思います。

つまりは俺ガイルの評価はキッパリと分かれ、好きな人はどっぷりとハマる作品なのです。

俺ガイルの魅力

さて、ここまでは俺ガイルへの評価について語ってきましたが、ここからは、俺ガイルの魅力について話していこうと思っております。
何度も言っているとおり、この作品は登場人物の心情の揺れ動きが主に描かれているものです。
ですので、「バトルものが苦手」という方や「心の揺れ動く描写が見たい!」という方にオススメだと思います!!

かくいう私も、俺ガイルのキャラ達の成長を見ていると、なんだか親のような気持ちになっていましたw
もしも、この作品を手にする機会があれば、是非一度は読んでみてはいかがでしょうか?